中山美希 Miki Nakayama / Soprano
神奈川県 横須賀市出身。
横須賀芸術劇場少年少女合唱団第一期生。
国立音楽大学付属高等学校声楽科卒業。
高校卒業後イタリアへ渡。Conservatorio di Musica Luca Marenzio di Brescia Corso di canto.ブレーシャ国立音楽院声楽科卒業。
武蔵野音楽大学大学院音楽研究科博士前期課程声楽専攻修了。
横須賀芸術劇場少年少女合唱団在団時にオペラ《カルメン》の子役、オペラ《魔笛》童子役等に出演。イタリアでは音楽院内コンサートをはじめ、キアーラ市で行われたハープと歌のコンサートに出演、モンテコーザロ・ロッジェ劇場にてアルフレード・ソリケッティ氏指揮のオペラ・ガラコンサートに出演。大学院在学時、福井直秋記念給費奨学金を授与、武蔵野音楽大学管弦楽団定期演奏会のソリストに選抜され、東京芸術劇場大ホールにてルドルフ・ピールマイヤー氏指揮でソリストとして出演。
サントリーホールデビューコンサート21に出演。第23回日本クラシック音楽コンクール一般の部入賞。第10回東京国際声楽コンクール奨励賞受賞。オペラは武蔵野音楽大学オペラコース公演≪コジ・ファン・トゥッテ≫フィオルディリージ役、藤原歌劇団オペラ研修所修了公演《秘密の結婚》エリゼッタ役で出演。アンダーで入っていた南大沢コミュニティオペラ本公演《魔笛》では急遽代役で夜の女王役に抜擢された。ミラノ・スカラ座で日本人テノールとして初めて主役を歌った世界的テノール歌手中島康晴氏プロデュースオペラ《愛の妙薬》にてアディーナ役、同氏プロデュースオペラ《ドン・パスクワーレ》ではノリーナ役で出演。声楽は羽根田宏子、砂川涼子、D.Lombardi、S.Dotz、小林一男の各氏に師事。声楽グループレッスン≪ムジカ・ローザ≫を逗子市で立ち上げ毎月第4日曜と木曜に開催。また同市にて初のイタリア歌曲を童謡のような感覚で歌おうをコンセプトにした歌の会≪プリマ・ヴォーチェ≫も毎月第2火曜日にて行っている。社会人を対象にした仕事に役立つ発声、発音の指導、8年間のイタリア留学経験を活かした歌に役立つイタリア語の発音指導も始め、今まで培ってきた経験をアウトプットすることに挑戦し始めている。
最後までお読みいただきありがとうございます!
一応!?ホームページなのでちょっと気取ったプロフィールを載せてみましたが(笑)、ここからはプロフィールだけではわからない私の紹介です!
食べることが大好きで、人と話すことも大好きで、
歌うことで生きている、ザ・歌い手ですね。
でもお酒は飲めないところは歌い手っぽくないかも(笑)
私は横須賀で生まれて横須賀で育ちました。
横須賀はとってもいい所です。大きすぎず小さすぎない程よい街で、
自然もあるけど買い物に困らない程度に商業施設はあり、
とっても住みやすい街です。
湘南にも近く、横浜や都心へのアクセスもいいので
どこへでも行きやすいのも良い所ですね。
私は横須賀が大好きなので❝勝手に横須賀観光大使❞として横須賀の
良い所をホームページでも紹介していきたいなと思っています♪
私が本格的に歌をやりたい!と思ったのは、
横須賀芸術劇場で行われたオペラ《魔笛》に童子で出演した時でした。
自分の出番の前に袖で待機してる時に毎回聴こえてきた
夜の女王のアリアを聴いていた時です。
ふと、「私、これになる」って思ったのがきっかけです。
オペラを知ってる人からしたら何言ってんだバカヤローって
言いたくなるようなことかもしれませんが…
本当に思ったんです。無知って怖いですね(笑)
そこから歌=声楽というものを本格的に学び始めましたが、
まあ最初は到底夜の女王なんて歌えるようにはならんだろう
という感じではあったのですが…
何と、私、ちゃんとしたオペラのデビューは(ここでいうちゃんとしたオペラデビューとはギャランティがきちんと発生するという意味です)、
オペラ《魔笛》夜の女王役なんです!!
何だか運命感じちゃいますよね!
……ここまで書いて思ったことは、
これ以上書くとめちゃくちゃ長くなりそうってことです!笑
この後イタリアのことも書こうかと思いましたが読んでる方が大変になりそうなので、このコラムぽい自分のことについてはブログで書いていくことにします!今決めました!笑
それはさておき、そんなこんなで歌を続けて来れたのは
自分の意思だけではないと感じる今日この頃…
沢山の素晴らしい一期一会のお陰で今がある!
本当にありがたい限りです。
コロナが蔓延して歌う機会が減りました。
そんな時、じゃあこの時間は一体何のために私に与えられたのか、
を改めて考えた時に今まで私が学んできたものを
そろそろアウトプットする時なのか⁉と思ったのが
レッスンを始めるきっかけとなりました。
歌の先生は沢山いる中で、私にしかできないレッスンて何だろう?
と考えた時に思いついたのが、≪大人のボイストレーニング≫です。
私は仕事が増えるまで副業で様々なアルバイトをしましたが
その中でも接客の仕事は最初は嫌で嫌で仕方がありませんでした。
変なお客様が多くてそれはそれは大変でした
❝普通❞に接客しているはずなのに嫌な顔される。怒られる。
❝普通❞に接客してるのに変な人から目をつけられて毎回イビられる。
こんな仕事早く辞めたいと思って働いていました。
でも、そのまま辞めるのは悔しかったので(負けず嫌い(笑))、
何とかしてこの仕事を極めてやる!!と思うようになりました。
そこで悩んだ末に私が始めたのは、
・お客様の目を見て笑顔でハキハキと挨拶をすること
・ハッキリと明るい声で接客をすること
・お客様が言ったことに対して何でも返事をきちんとすること
でした。今思うと当たり前のことですけどね(笑)
すると不思議なことに、あれほど変な人しかいない!
と思っていたお客様が、優しいお客様に変わっていったのです!
私を毎日イビってきていたお客様にも勇気を出して
笑顔で「おはようございます!」と言った時の
お客様の表情は今でも覚えています。
今まで私が❝普通❞だと思っていた接客は
❝普通❞ではなかったんだと実感しました。
お客様とコミュニケーションを取る準備は万端です!
という姿勢でいることの大切さに気付かされました。
自分が変わってからというものの、接客がとても楽しくなりました。
「おはようございます」に応えてくれるお客様も増え、
来る度お菓子を差し入れしてくださるお客様もいますし、
コンサートに来て下さるお客様もいらっしゃいますし、
ご飯に行くほど仲良くなったお客様もいるほどです!
『自分が変われば周りも変わる』をまさか副業で
実感するとは思ってもみませんでした(笑)。
音楽の世界にいると世間一般の感覚と少しズレたりするので
そういう意味でもとてもいい勉強になったと今では感謝しています。
この経験から感じるのは
私と同じような悩みを抱えてる社会人も多いのではないのか?
ということです。
(職種にもよりますが)仕事をするということは
人とのコミュニケーションが不可欠です。
コミュニケーションが円滑になれば仕事がしやすくなる。
そのための第一歩が
❝人に伝わる声の大きさでハッキリと喋ることができる❞
ということだと私は考えます。
そこで!
声の専門家である私が、声の出し方、発音の仕方を一から教える
≪大人のボイストレーニング≫を始めよう!
という思いに至った次第であります。
コンサートやオペラとは違った社会との関わり方ができるのは
私としてもとてもワクワクしています!
是非、声について何かお悩みがあるのなら、お気軽にご相談ください!
こちらより随時受け付けています。
是非沢山の方のお役に立てれば幸いです♪
長くなりすみません!
ここまで読んでいただき本当に本当にありがとうございました!
以上、中山美希という人間とは!?でした!